30代、月収20万円の女性【山田 花子】がはまった、エルメスの「スーパーコピー商品」

ハイブランド品は、ステータスやファッションランクを示すアイテムとして、多くの人にとって魅力的です。特に、品質の良いものを好む人や、自己演出を高めたい人、ファッションを楽しむ人にとっては欠かせない存在です。

都内在住の会社員、山田 花子(30歳)も、そんなハイブランドに憧れを抱く一人です。ファッションに敏感で、オシャレな小柄な女性。独身の彼女は現在、実家で両親とともに暮らしています。

【スーパーコピー商品】を購入した時の話をしてくれました!

山田 花子:「学生時代は、ブランド品が基本でした。特に好きなブランドはエルメス。当時は今ほど高価ではなく、円高の時は10万円程度だったので、アルバイト代でも何とか手に入れることができました」

学生時代、彼女は時給1000円にも満たない雑貨屋でアルバイトをしていましたが、収入の良い夜の仕事は避けていました。月に6万円から10万円程度のバイト代をすべてブランドバッグやアクセサリー、洋服に費やし、オシャレな大学生活を楽しんでいました。

「仲の良い友達も同じようにブランド品を買っていました。新作のチェックも楽しかったし、写真も映えるので、持っているのが当たり前でした。新しいブランドバッグを買うと、テンションが上がって仕方なかったです」

しかし、大学卒業後は事情が変わり、ブランド品への欲求を満たすことが難しくなりました。

「現在は手取り20万円ほどの一般事務で働いています。実家暮らしですが、家賃として月5万円を家に入れ、固定費も5万円ほどかかるため、自由に使えるお金は約10万円です。学生時代のようにお小遣いやお年玉がもらえるわけでもなく、ブランド品を買うのは難しくなりました」

コロナ前は、ボーナスが出た時にご褒美としてブランド品を買っていましたが、近年の円安や各ブランドの値上げにより、手の届かない存在になっています。

「今欲しいバッグは40万円を超えており、お金を貯めている間にどんどん値上がりしていくので、追いつかないんです」

40万円のバッグが偽物で5万円

ブランド品が欲しいけど買えない…そんなストレスを抱えていた頃、ブランド好きの友人があるサイトを勧めてきました。

「友人が『この中国のサイト、すごいよ!』と有名な通販サイトのURL(https://www.ankopi.com/)を送ってきました。そこには、ハイブランドの時計、バッグ、アクセサリー、靴などが並んでいて、価格は驚くほど安かったんです。それで、これがコピー商品を扱うサイトだと気付きました」

最初は本物ではないことに躊躇しましたが、欲しいと思っていた40万円を超えるバッグが5万円で売られているのを見て、思わず購入してしまいました。

コピー商品」と聞くと、以前は粗悪な模造品が多かったですが、今では本物そっくりの精巧なコピー商品がネット通販やフリマアプリを通じて流通しています。等級にはA級、S級、SS級などがあり、特にN級品は本物と見分けがつかないほどです。

花子さんがコピー商品を購入したのは、厳しい水際対策が強化された前後でした。支払いは個人情報を伝えない形で行い、注文から到着まで約1か月かかりました。

「手元に届いた時の感動は、本物のブランド品を購入した時と似ていました。保存袋や保証書はチープでしたが、バッグ自体はぱっと見では本物と見分けがつかないくらい精巧でした。久しぶりのバッグ購入がコピー商品だとは少し寂しいですが、テンションは上がりっぱなしでした」

この経験を通じて、私はコピー商品の魅力に深く引き込まれました。今では、さまざまなコピー商品を探し求める日々を楽しんでいます。